甲子園出場地域
えびの市は宮崎県の南西部に位置し、熊本県・鹿児島県の県境にあるまちです。日本で最初に指定された国立公園で、霧島ジオパークの一部でもある「えびの高原」やトレッキングスポットとして人気の霧島連山最高峰の「韓国岳(からくにだけ)」、北西部にある県立自然公園の「矢岳(やたけ)高原」などがあり、自然の宝庫となっています。「えびの」の由来は諸説ありますが、韓国岳のすすきヶ原が秋になると穂先がエビ色になることからえびのと命名された説が有力です。また、えびの市には大正初期からの歴史を持つ県下有数の京町温泉郷があり、1キロ圏内に8つの温泉があります。他にも市内には温泉が多数点在しています。
えびの市の南に広がる「えびの高原」は、我が国最初の国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園の北部に位置し、標高1,200mに広がる県内屈指の観光エリアです。トレッキングスポットとしても人気の高い韓国岳(からくにだけ)や甑岳(こしきだけ)をはじめ、大小さまざまな山々がすそ野を広げ、不動池、六観音御池、白紫池などの火山湖も点在します。春から初夏にかけては、世界中でここだけに自生する天然記念物のノカイドウや霧島を代表するミヤマキリシマ、その後は大山レンゲ、夏つばきなどが花を咲かせ、秋には鮮やかな紅葉で彩られるなど、1年を通して楽しむことができます。