甲子園への道

地域の事業者さんにレシピ開発を頼んでみた2

皆さんこんにちは!

兵庫県多可町の大依です!

【地域の事業者さんにレシピ開発を頼んでみた】の第2弾!!

今回の事業者さんは多可町で無農薬の有機野菜を栽培している「農場なつめやし」さ
んです。



オーナーの祐尾智紗美さんは約10年間で100か国以上をぐるりと歩いた旅人です。



「海外に行って、お金がなくなれば現地で働いて、それでもやりくりできなくなった
ら日本に戻ってバイト。貯めたお金でまた海外に行って」



そんな祐尾さんが旅先のいろんな農場で働いた経験や、その農家の家族・仲間と過ご
した濃厚な生活から有機野菜づくりに目覚め、生まれ育った多可町で立ち上げたのが
「農場なつめやし」です。





・「農場なつめやし」の由来は祐尾さんの大好物のナツメヤシから取ったそうです。



放浪していた頃、ほんとによく助けられたんです、ナツメヤシ。

アフリカのサハラ砂漠や中東など、ヤシの木が生えている場所が多いんですが、木立
の下にいくと、ナツメヤシの実、デーツがボコボコ落ちてる。よくそれを拾って食べ
てました。

一番おいしかったのは、モロッコの小さな町、タフロートのナツメヤシの木の下で一
日中拾って食べたデーツですね。



変わり種もいっぱい! 旬の野菜を年間約60種、有機物質だけを使いながら栽培を
行っている農場なつめやしさんにあるお願いをしました。





「ほりにしを使った料理を考えませんか!?」

そんな無茶ぶりに快く受けて頂きました。

すると早速祐尾さんから

「ババガヌーシュとかに合いそうだね。ほりにしは」



ババガヌーシュ?



ん?なに?

ババガヌーシュ?

なんですかそれは!



「レバノンのナスを使った料理でそういうのがあるの」

と祐尾さん



さすが10年間で100か国以上、回ったお方だ

自分からは出ない料理

それから作り方を伝授してもらい、いざ家のキッチンへ



本場のババガヌーシュは材料をミキサーにかけて液状の食べ物になるそうですが

うちには高度な器具はないのでナスなどをフォークで裂きます。

調味料にねりごま、オリーブオイル、レモン汁、塩

そしてクミン、にんにく、パプリカパウダーのかわりにほりにしを多めに振りかけ
る!!



あれぇ、

なんかたりないなぁ



そんなことを感じて調味料棚を確認すると





醤油



これいけるか?



レバノンに日本を進軍させていいのか?





ええい、ものは試しだ!どうとでもなれぇぇぇぇえええええ!





うまい

味が引き締まった

でもこれ、「ババガヌーシュ」か?

本場を食べたことがないのでわからないけどどうなんだろうと思ったが



和風だ。

ごはんに乗せるとうまい

最高



この料理を「和風ババガヌーシュ」と名付けよう!



ぜひ一度試してみてください!!

レシピ:https://www.gotouchi-horinishi.jp/recipe/entry/post-38/