甲子園への道

風にゆれる白い花、その可憐な姿にキュンです!

いなべ市は山々に囲まれたまち。その豊かな土壌で作られるお米やお茶は名産品としても愛されています。
そのいなべ市には、思わず目が奪われてしまう今の時期だけの風景があるのをご存じでしょうか?

それは、三岐鉄道三岐線の線路沿い。
風に揺れる可憐な姿をしたその花は、「ソバの花」です。
直径5mmから6mmの白い花はいなべ市の秋の風景を彩り、人気の撮影スポットとなっているんですよ。
沿線にあるので、三岐線の黄色の車両と一緒に撮影をする人も多く、アングルを思い思いに探っている光景をよく目にします。
もちろん、三岐線に乗って車窓から風景を楽しむのもいいですね。

そもそも、ソバはどんな場所でも育ち、比較的短い期間で収穫できるのが大きな特徴。実の形が三角形をしているのもとってもキュート! いなべ市ではソバの名店も多数あります。

せっかくなので豆知識。
ソバの花の花言葉は「懐かしい思い出」「喜びも悲しみもあなたを救う」「幸福」などがあります。なんだかノスタルジックな中に、強いメッセージを感じ「キュン!」ってしませんか?
余談ではありますが、お隣の韓国では「恋人」「愛の約束」という意味があるそうですよ。
なんだかロマンチックさがさらに際立ちますね。キュッッン!

そういえば……先日行われたオリンピックの開催国フランスでは、国民食の「ガレット」にも蕎麦粉が使われています。フランスの国旗、トリコロール「赤」の意味は博愛・友愛。
ソバでつながる遠いヨーロッパでも、愛にまつわるメッセージを感じることができるなんて……キュッッッン!(ちょっと無理あるか……汗。)

可憐な花びらを見て「キュン!」
広大な花畑を見て「キュン!」
香り高いソバを食べて「キュン!」
ソバのことを考えて「キュン!」

いなべ市に来て、ぜひ今しか楽しめない風景の中で「キュン!」してみてはいかがでしょうか?